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チーム開発フロー | Git レッスン7

⏱ 約25分 やってみよう 1 クイズ 1

🎯 このレッスンで学ぶこと

  • Pull Request を作成して説明文を書けます。
  • コードレビューの目的と基本的な見方がわかります。
  • Fork → Clone → PR の流れ(OSS貢献の基本)を理解できます。
  • チーム開発の基本ルールを知っています。

📖 復習 — コンフリクト解消のおさらい

  • コンフリクト = 同じファイルの同じ行を2つのブランチで変更したとき発生
  • マーカー(<<<, ===, >>>)を読んで手動で解消する
  • git merge --abort でいつでもマージ前に戻れる

📋 1. Pull Request を作ろう

Pull Request(PR)とは、「このブランチの変更をマージしていいか確認してもらう」仕組みです。チーム開発では、直接 main にマージせず、必ず PR を通します。

PR の作成手順:

  1. ブランチで作業してコミットする
  2. ブランチを GitHub に push する
    git push origin feature/add-login
  3. GitHub で「Compare & pull request」ボタンをクリック
  4. タイトルと説明文を書く
  5. 「Create pull request」をクリック

良い PR の書き方:

  • タイトル: 何を変えたか一言で(例: 「ログインフォームを追加」)
  • 説明文: 何を変えたか・なぜ変えたか・確認してほしいポイント

PR 説明文テンプレート例:

## 変更内容
- ログインフォームのHTMLとCSSを追加

## なぜこの変更が必要か
- ユーザーがアカウントにログインできるようにするため

## 確認してほしいポイント
- フォームのバリデーションが正しく動くか
- スマホ表示で崩れていないか
💡 GitHub で黄色いバーが表示されたら:
ブランチを push した直後に GitHub のリポジトリページを開くと、黄色いバーに「Compare & pull request」ボタンが表示されます。これをクリックすると簡単に PR を作成できます。
💡 PR の説明文は未来の自分への手紙。
「何を変えたか」「なぜ変えたか」を書いておくと、数ヶ月後に見返したときに理由がわかります。
⚠️ PR を作る前に最新を取り込もう!
git pull origin main で main の最新を取り込んでからPRを作ると、コンフリクトを事前に防げます。

ターミナル出力例:

$ git push origin feature/add-login
Enumerating objects: 4, done.
...
To https://github.com/あなた/リポジトリ名.git
 * [new branch]      feature/add-login -> feature/add-login

👀 2. コードレビューの基本

コードレビューとは、チームメンバーが PR の変更内容を確認することです。

レビューの目的:

  • 🐛 バグの早期発見
  • 📚 チーム内の知識共有
  • ✨ コードの品質向上

レビューで見るポイント:

  • コードが意図通りに動くか
  • わかりにくい部分はないか
  • 改善できる点はないか

コメントの書き方:

  • ✅ 具体的に: 「この変数名を userName にすると意味が伝わりやすいです」
  • ❌ 曖昧に: 「ここ微妙」
⚠️ レビューコメントは攻撃ではありません。
「ここを直して」は「コードをもっと良くしよう」という提案です。人格否定ではないので、前向きに受け止めましょう。

🔄 3. レビュー後の修正とマージ

レビューで指摘を受けたら、以下の流れで対応します:

  1. 指摘箇所を修正する(同じブランチで作業)
  2. 修正をコミットして push する
    git add .
    git commit -m "レビュー指摘を修正"
    git push origin feature/add-login

    → 同じブランチに push すれば、PR に自動で反映されます

  3. レビュアーが Approve(承認)する
  4. Merge pull request ボタンでマージ
  5. Delete branch ボタンでブランチを削除

🌍 4. OSS貢献の流れ(Fork & PR)

OSS(オープンソースソフトウェア)とは、誰でもコードを見たり改善したりできるプロジェクトです。あなたも貢献できます!

Fork & PR の流れ:

  1. Fork — 他の人のリポジトリを自分のアカウントにコピー
  2. Clone — 自分のフォークをローカルにダウンロード
    git clone https://github.com/自分/リポジトリ名.git
  3. ブランチ作成 → 修正 → コミット → Push
  4. Pull Request — 元のリポジトリに「この変更を取り込んでください」と依頼
💡 誰でもオープンソースに貢献できます!
ドキュメントの誤字修正や翻訳など、小さな貢献から始めてみましょう。
💡 Fork と Clone の違い:
Fork = GitHub 上で他人のリポジトリを自分のアカウントにコピーすること(GitHub の操作)。
Clone = リポジトリをローカルPCにダウンロードすること(Git の操作)。
OSS 貢献では「Fork → Clone → 修正 → Push → PR」の順番で行います。

📐 5. チーム開発のルール

  • ① main ブランチは直接変更しない — 必ずブランチを作ってから作業する。main が壊れるとチーム全員の作業が止まるためです。
  • ② 必ず PR 経由でマージする — 直接 git merge せず、GitHub の PR を使う。変更の記録が残り、後から「なぜこの変更をしたか」を追えます。
  • ③ レビューを1人以上受けてからマージ — 自分だけで判断しない。別の視点でバグや改善点を見つけてもらえます。
  • ④ マージ後はブランチを削除する — 不要なブランチを残さない。ブランチが増えすぎると「どれが作業中?」と混乱します。
💡 git pull = git fetch + git merge
git pull は内部的に「リモートの変更を取得(fetch)」+「現在のブランチにマージ(merge)」を行っています。git fetch だけ実行すると、マージせずにリモートの状態を確認できます。
⚠️ main に直接 push しない!
必ず「ブランチ → PR → レビュー → マージ」の流れで。これがチーム開発の基本ルールです。

💻 やってみよう!

自分のリポジトリで PR を作成してみましょう:

  1. feature ブランチを作成して切り替え
    git switch -c feature/update-readme
  2. README.md を編集してコミット
    echo "## 更新履歴" >> README.md
    git add README.md
    git commit -m "READMEに更新履歴セクションを追加"
  3. GitHub に push
    git push origin feature/update-readme

    期待される出力:

    $ git push origin feature/update-readme
    Enumerating objects: 5, done.
    ...
    To https://github.com/あなた/リポジトリ名.git
     * [new branch]      feature/update-readme -> feature/update-readme
  4. GitHub で「Compare & pull request」をクリック
  5. 説明文を書いて PR を作成 → 自分で Merge して完了!

⚠️ よくあるミス

  • PR の説明文を空にする — レビュアーが「何を確認すればいいか」わかりません。最低限「何を変えたか」「なぜ変えたか」を書きましょう。
  • main に直接 push してしまうgit push origin main は禁止。必ずブランチを作ってから push し、PR 経由でマージしましょう。
  • レビューコメントを無視してマージする — 指摘を確認せずにマージすると、バグが本番に入る原因になります。全てのコメントに対応してからマージしましょう。

📌 まとめ

  • ✅ Pull Request = 「マージしていいか確認してもらう」仕組み
  • ✅ コードレビューでバグ発見・知識共有・品質向上
  • ✅ 修正は同じブランチに push すれば PR に自動反映
  • ✅ Fork → Clone → PR で誰でも OSS に貢献できる
  • ✅ チームルール: main 直接変更禁止、PR 経由、レビュー必須

🎉

Gitコース全7レッスン完了!

おめでとうございます!Git の基本から、ブランチ運用・コンフリクト解消・チーム開発フローまで学びました。

これであなたもチーム開発に参加できるスキルを身につけました。実際のプロジェクトでどんどん使っていきましょう!

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