プログラミングで使う英語の読み方【エラーメッセージ・ドキュメントが読めるようになる】

プログラミングで頻出の英単語30選とエラーメッセージの読み方を中高生向けに解説。英語が苦手でもエラーを自力で解決できるようになります。

2026年5月9日

導入

プログラミング中に英語のエラーメッセージが出て、「読めない…」と困ったことはありませんか?

安心してください。英語が苦手でもプログラミングはできます。でも、よく出る英単語を知っていると10倍楽になります。

エラーメッセージが読めれば、自分で原因を見つけて直せます。ドキュメント(説明書)が読めれば、新しい機能をすぐに使えます。

この記事では、プログラミングで頻出の英単語30選と、エラーメッセージの読み方パターンを紹介します。英語の文法を完璧に知る必要はありません。「この単語が出たら、こういう意味」というパターンを覚えるだけでOKです。

プログラミングの第一歩を踏み出したばかりの人にも役立つ内容です。

よく出る英単語30選

プログラミングで毎日のように見る英単語を、カテゴリ別にまとめました。

エラー・問題系(10語)

  • error(エラー)— 間違い、エラー
  • undefined(アンディファインド)— 定義されていない
  • null(ヌル)— 空っぽ、何もない
  • unexpected(アンエクスペクテッド)— 予期しない
  • invalid(インバリッド)— 無効な、正しくない
  • missing(ミッシング)— 見つからない、足りない
  • failed(フェイルド)— 失敗した
  • cannot(キャノット)— 〜できない
  • not found(ノットファウンド)— 見つからない
  • deprecated(デプリケイテッド)— 非推奨(古くて使わないほうがいい)

操作・動作系(10語)

  • function(ファンクション)— 関数(処理のまとまり)
  • return(リターン)— 返す、戻す
  • call(コール)— 呼び出す
  • run(ラン)— 実行する
  • click(クリック)— クリックする
  • submit(サブミット)— 送信する
  • import(インポート)— 取り込む
  • export(エクスポート)— 書き出す
  • assign(アサイン)— 割り当てる
  • declare(ディクレア)— 宣言する

データ型・構造系(10語)

  • string(ストリング)— 文字列
  • number(ナンバー)— 数値
  • boolean(ブーリアン)— 真偽値(trueかfalse)
  • array(アレイ)— 配列(データの並び)
  • object(オブジェクト)— オブジェクト(データのまとまり)
  • property(プロパティ)— 属性、性質
  • value(バリュー)— 値
  • key(キー)— 鍵、キー(名前)
  • index(インデックス)— 番号、位置
  • length(レングス)— 長さ、個数

この30語を覚えるだけで、エラーメッセージの大半が読めるようになります。

エラーメッセージの読み方パターン

エラーメッセージには「型」があります。パターンを覚えれば、初めて見るエラーでも意味がわかります。

パターン1:「〇〇 is not defined」

ReferenceError: myVariable is not defined

意味:「myVariableは定義されていません」

原因:変数名や関数名のスペルミス、または宣言を忘れている。

パターン2:「Cannot read properties of null/undefined」

TypeError: Cannot read properties of undefined (reading 'length')

意味:「undefinedのプロパティ(length)を読めません」

原因:存在しない要素や、まだ値が入っていない変数を操作しようとした。

パターン3:「Unexpected token」

SyntaxError: Unexpected token '}'

意味:「予期しない記号 } があります」

原因:カッコの閉じ忘れ、セミコロンの抜け、カンマの付け忘れなど。

パターン4:「〇〇 is not a function」

TypeError: myVariable.map is not a function

意味:「myVariable.mapは関数ではありません」

原因:配列でないものに配列のメソッドを使おうとした。

パターン5:「Failed to fetch」

TypeError: Failed to fetch

意味:「データの取得に失敗しました」

原因:ネットワークエラー、URLの間違い、サーバーが応答しない。

エラーメッセージを読むコツ

  • 最初の単語を見る(TypeError, SyntaxError, ReferenceError)
  • キーワードを探す(not defined, cannot, unexpected)
  • 行番号を確認する(エラーの場所がわかる)

プログラミング学習のマインドセットでも解説していますが、エラーは「敵」ではなく「ヒント」です。

ドキュメントの読み方コツ

ドキュメントとは、プログラミング言語やライブラリの「説明書」です。英語で書かれていることが多いですが、全部読む必要はありません。

読む順番

  • 見出し(タイトル):何についての説明か確認
  • コード例:実際の使い方を見る(一番大事!)
  • パラメータ(引数):何を渡せばいいか確認
  • 戻り値(Return value):何が返ってくるか確認

コード例をコピーして動かしてみるのが、最速の理解法です。英語の説明文を全部読もうとせず、まずコードを動かして「何が起きるか」を確認しましょう。動きがわかってから説明文を読むと、英語でも理解しやすくなります。

翻訳ツールの活用法

英語が読めなくても、ツールを使えば大丈夫です。

Google翻訳 / DeepL

エラーメッセージをそのままコピーして翻訳にかけましょう。DeepLのほうが自然な日本語になることが多いです。キーワード部分だけ翻訳すると正確です。エラーメッセージ全体を翻訳すると、変数名まで翻訳されてしまうことがあるので注意しましょう。

VS Codeの翻訳拡張機能

VS Codeには、選択したテキストを翻訳する拡張機能があります。コードを書きながらすぐに翻訳できて便利です。

検索のコツ

エラーメッセージをそのままGoogleで検索すると、解決策が見つかることが多いです。ダブルクォーテーションで囲むと、完全一致で検索できます。

毎日5分の英語力アップ習慣

プログラミング英語は、毎日少しずつ触れることで自然に身につきます。

習慣1:エラーが出たら意味を調べる

エラーが出るたびに、知らない単語を1つ調べましょう。1日1単語でも、1ヶ月で30語覚えられます。ノートやスマホのメモに「英単語 → 意味」を書き溜めていくと、自分だけの単語帳ができます。

習慣2:コードのコメントを英語で書いてみる

// Calculate the total price(合計金額を計算する)
const total = price * quantity;

習慣3:変数名を英語で考える

// 日本語で考えてから英語にする
// 「ユーザーの名前」→ userName
// 「合計金額」→ totalPrice
// 「ログイン済みかどうか」→ isLoggedIn

変数名を英語で考える習慣をつけると、自然に語彙が増えます。

習慣4:英語のチュートリアルに挑戦する

日本語の教材に慣れたら、英語のチュートリアルにも挑戦してみましょう。最初はコード部分だけ見て、動かしてみるだけでOKです。

プログラミング独学ロードマップに沿って学習を進めながら、少しずつ英語にも慣れていきましょう。

よく見る略語・記号の意味

プログラミングでは略語もよく使います。

  • API(Application Programming Interface)— プログラム同士の接続口
  • DOM(Document Object Model)— HTMLの構造をプログラムで操作する仕組み
  • URL(Uniform Resource Locator)— Webページのアドレス
  • JSON(JavaScript Object Notation)— データの書き方の形式
  • CSS(Cascading Style Sheets)— 見た目を整える言語
  • HTML(HyperText Markup Language)— ページの構造を作る言語
  • IDE(Integrated Development Environment)— 統合開発環境(VS Codeなど)
  • CLI(Command Line Interface)— コマンドで操作する画面

JavaScript入門でも、これらの用語が出てきます。

まとめ

  • ✅ よく出る英単語30語を覚えれば、エラーの大半が読める
  • ✅ エラーメッセージは「型」で読む(not defined, cannot read, unexpected token)
  • ✅ ドキュメントは「コード例」から読む
  • ✅ 翻訳ツールを活用する(DeepL、Google翻訳)
  • ✅ 毎日1単語ずつ覚えれば、1ヶ月で30語

英語は「完璧に読める」必要はありません。キーワードがわかれば、問題を解決できます。プログラミングを続けていれば、英語力も自然についてきます。

🎯 次のステップ

英語を味方につけて、プログラミング学習を加速させよう!

目次

コースで実際に手を動かして学ぼう

レッスンではコードを書きながら基礎が身につきます

HTMLコースを始める →

📣 この記事が役に立ったら

Xでシェア

💬 引用する場合はこちらをご利用ください:

プログラミングで頻出の英単語30選とエラーメッセージの読み方を中高生向けに解説。英語が苦手でもエラーを自力で解決できるようになります。

出典: https://start-web-programming.com/blog/programming-english-reading-tips/